ヒゲ爺の独り言
エッセイ、昔の思い出話、釣り魚話、喰らい方等々
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ひげ爺の独り言 放談 小噺 ちば爺さんの質問 『ハッカク八角』とは?
『ハッカク八角』
軽妙洒脱なコメントを戴くチバ爺さんから「ほうぼうを読んでいて スーパーで売っている 八角と同じものか? 」と質問を受けたので返答致します。


カサゴ目カジカ亜目トクビレ科トクビレ亜科トクビレ属


カサゴ目コチ亜目ホウボウ科ホウボウ属
両者の写真を見比べても解る通り「目」は同じで見た目も良く似ているが全く異種の魚と言える、敢えて共通点を探せば①共に旨い魚であり漁獲量も少なく希少価値があること②翼の様な鰭を持つこと③頭部が太く尾鰭掛けて細くなり流線型をしているが泳ぎは下手④砂泥底に棲みホウボウは100~200m前後の深場にハッカクは少し浅場に棲み、カニ、エビ漁の底引き網漁で捕獲される等々であろう。
魚類分類に於いて「目」が同じであれば同種であるように思われ勝ちであるがカサゴ目には凡そ1500種の魚がいる。余談乍人名辞典で「鈴木、佐藤、加藤牛の糞」スズキ、魚でも多くスズキ目の魚の種は海水、淡水合わせて凡そ10,000種とも言われている。
主産地は日本海では富山以北、太平洋では宮城以北で北海道で殆んどが水揚げされる、日高海岸で獲れる魚が旨いと言われている。日高は昆布の有名、旨い昆布に集まる小魚が多く、旨い理由に餌が豊富な事が揚げられている。年間200t程の水揚げしかなく年々減る一方の上最近テレビ等での報道で有名となり高級魚化されつつある様だが、関西では山陰、北陸の「旨い冬の魚」多い所為か余り知られていないのが現状であろう。
「ハッカク」は胴体をぶつ切りにすると断面が八角形に見える事から「ハッカク」の名前が付いた北海道、関東の地方名である。
正式和名は「トクビレ特鰭」である。雄の成長時に背鰭と尾鰭が長く伸びて翼状となり「特に大きな鰭」で「トクビレ」に為った説が有力である。
雄は50cm以上に成長するが雌は30cmと小さく市場価値は余り無いようだ。
ホウボウと言うよりカナガシラの顔に似た長くとがった口吻の下と顎の顎下に10数本の髭が生えている、ホウボウ様に移動や採餌に使う風でもなく何故髭なのか理由は知らない。
「口吻に髭のあるオジサン」と言う魚が居るがその髭は餌探しに使われる、案外トクビレの髭も採餌に使うのかも知れん。

口吻に髭のあるオジサン

味噌を塗って焼く軍艦焼き
トクビレの旬は冬、白身の魚で刺身も旨いそうだ。変わった調理法で干物に味噌を塗り焼き上げる「軍艦焼き」旨いそうである、食べた事が無いので「そうだ」としか書けません。
コメント中の「キンキ」はこんな魚ですね?

カサゴ目カサゴ亜目フサカサゴ科キチジ属キンキ(吉次)
北海道が主産地で東北岩手宮城福島まで水揚げ出来るが日本海には居ない。漁獲量が好くなく旨いので高級品化している様だ。

キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属キンメダイ
「松輪ブランド」一本釣りで漁獲されたキンメダイ。(チカメキントキ編で紹介)
素人目には区別が付かない程良く似ているが全く異なる魚である。この様なケースは数多く有るとご承知下さい。
「キンキ」は近畿には居りません!
後が宜しい様で!!
追記:久方振りにオッカナイ!とデート、大阪天保山「海遊館」天気も上々の秋日和、終日ノ~ン~ビ~リ。(今日撮りたて大物ばかり)

「海遊館」の旗も垂れ下がりノ~ン~ビ~リ

「ジンベイサメ甚平鮫」もノ~ン~ビ~リ

甚平鮫とギンガメ鯵

水に浮かんでノ~ン~ビ~リの「備前クラゲ水母」

?クラゲ フンワリフンワ~リ

クエ?アラ?イシナギ? 大型魚がノ~ン~ビ~リ

「喰え喰え」と言いながら大口魚がノ~ン~ビ~リ近寄って来た
「喰え喰え」と 言って呉れるは 良いけれど
刺身一切れウン千円 鍋の一味ウン千円 それじゃあ とても食えりゃ千
「おい等の名前ナ~ンだ?」・・・・・・・・・・・・・「クエ垢穢」
軽妙洒脱なコメントを戴くチバ爺さんから「ほうぼうを読んでいて スーパーで売っている 八角と同じものか? 」と質問を受けたので返答致します。


カサゴ目カジカ亜目トクビレ科トクビレ亜科トクビレ属


カサゴ目コチ亜目ホウボウ科ホウボウ属
両者の写真を見比べても解る通り「目」は同じで見た目も良く似ているが全く異種の魚と言える、敢えて共通点を探せば①共に旨い魚であり漁獲量も少なく希少価値があること②翼の様な鰭を持つこと③頭部が太く尾鰭掛けて細くなり流線型をしているが泳ぎは下手④砂泥底に棲みホウボウは100~200m前後の深場にハッカクは少し浅場に棲み、カニ、エビ漁の底引き網漁で捕獲される等々であろう。
魚類分類に於いて「目」が同じであれば同種であるように思われ勝ちであるがカサゴ目には凡そ1500種の魚がいる。余談乍人名辞典で「鈴木、佐藤、加藤牛の糞」スズキ、魚でも多くスズキ目の魚の種は海水、淡水合わせて凡そ10,000種とも言われている。
主産地は日本海では富山以北、太平洋では宮城以北で北海道で殆んどが水揚げされる、日高海岸で獲れる魚が旨いと言われている。日高は昆布の有名、旨い昆布に集まる小魚が多く、旨い理由に餌が豊富な事が揚げられている。年間200t程の水揚げしかなく年々減る一方の上最近テレビ等での報道で有名となり高級魚化されつつある様だが、関西では山陰、北陸の「旨い冬の魚」多い所為か余り知られていないのが現状であろう。
「ハッカク」は胴体をぶつ切りにすると断面が八角形に見える事から「ハッカク」の名前が付いた北海道、関東の地方名である。
正式和名は「トクビレ特鰭」である。雄の成長時に背鰭と尾鰭が長く伸びて翼状となり「特に大きな鰭」で「トクビレ」に為った説が有力である。
雄は50cm以上に成長するが雌は30cmと小さく市場価値は余り無いようだ。
ホウボウと言うよりカナガシラの顔に似た長くとがった口吻の下と顎の顎下に10数本の髭が生えている、ホウボウ様に移動や採餌に使う風でもなく何故髭なのか理由は知らない。
「口吻に髭のあるオジサン」と言う魚が居るがその髭は餌探しに使われる、案外トクビレの髭も採餌に使うのかも知れん。

口吻に髭のあるオジサン

味噌を塗って焼く軍艦焼き
トクビレの旬は冬、白身の魚で刺身も旨いそうだ。変わった調理法で干物に味噌を塗り焼き上げる「軍艦焼き」旨いそうである、食べた事が無いので「そうだ」としか書けません。
コメント中の「キンキ」はこんな魚ですね?

カサゴ目カサゴ亜目フサカサゴ科キチジ属キンキ(吉次)
北海道が主産地で東北岩手宮城福島まで水揚げ出来るが日本海には居ない。漁獲量が好くなく旨いので高級品化している様だ。

キンメダイ目キンメダイ科キンメダイ属キンメダイ
「松輪ブランド」一本釣りで漁獲されたキンメダイ。(チカメキントキ編で紹介)
素人目には区別が付かない程良く似ているが全く異なる魚である。この様なケースは数多く有るとご承知下さい。
「キンキ」は近畿には居りません!
後が宜しい様で!!
追記:久方振りにオッカナイ!とデート、大阪天保山「海遊館」天気も上々の秋日和、終日ノ~ン~ビ~リ。(今日撮りたて大物ばかり)

「海遊館」の旗も垂れ下がりノ~ン~ビ~リ

「ジンベイサメ甚平鮫」もノ~ン~ビ~リ

甚平鮫とギンガメ鯵

水に浮かんでノ~ン~ビ~リの「備前クラゲ水母」

?クラゲ フンワリフンワ~リ

クエ?アラ?イシナギ? 大型魚がノ~ン~ビ~リ


「喰え喰え」と言いながら大口魚がノ~ン~ビ~リ近寄って来た
「喰え喰え」と 言って呉れるは 良いけれど
刺身一切れウン千円 鍋の一味ウン千円 それじゃあ とても食えりゃ千
「おい等の名前ナ~ンだ?」・・・・・・・・・・・・・「クエ垢穢」
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