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ひげ爺の独り言 放談 小噺 『山陰海岸国立公園』    ご近所便り

 『七釜温泉』

 七釜温泉は浜坂温泉郷一翼で、兵庫県道R47号線(国道R9号線に繋がる凡そ10km、浜坂~井戸線)沿いに在り日本海より4kの地点で、山の麓を流れる岸田川近くの温泉郷である。
 新温泉町岸田川沿いに1955年(昭和30年)に発見された天然湧出の温泉で、現在の浜坂温泉郷において最初の開湯である。本格的なボーリングは1961年(昭和36年)より行われ深度500mで、湯温49度、湧出量480リットル/分の湯量豊富な温泉湯脈に当たった。
1962年9月の七釜温泉公衆浴場オープンを期に、旅館・民宿が次々開業し、現在の温泉街が形成された。
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 ユーラク(遊楽)館正面の岸田川の土手に草を刈って描いた文字 
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 釣り人が選ぶ天然アユがのぼる100名川に選ばれた 岸田川
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           流石七釜温泉大きな釜のお出迎え 
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                ユーラク(湯楽)館
オープンは2005年7月、旧浜坂町が約3億円をかけ建設した鉄筋コンクリート造平屋建ての共同浴場。運営は地元七釜地区に依託されている。
露天岩風呂、露天釜風呂など10の浴槽と足湯全て100%源泉掛け流しである。温泉水は700mの距離にある源泉から直接パイプでを引湯している。
湯量も多く源泉の温度が適温で加水加温の必要が無いため殆ど全ての宿が「源泉掛け流し」であり、浜坂温泉郷において最も効能が高い温泉とされる。
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             ユーラク(湯楽)館館内配置図 
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 大浴場 桧造り (檜風呂・露天岩風呂・露天釜風呂【酒造工場で使用されていた昭和42年製の本物の巨大釜】の計3釜)
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 大浴場 石造り (石風呂・露天檜風呂・露天釜風呂【酒造工場で使用されていた昭和42年製の本物の巨大釜】の計3釜) 
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 多目的風呂(檜風呂・露天釜風呂【吉村酒造で昭和初期に使用されていた本物の大釜】の計2釜)
吉村酒造は京都市伏見区本社を置く清酒の生産・販売業をおこなう会社。酒蔵は兵庫県美方郡新温泉町高末166番地1にあるため、酒造免許上の本部がこの場所に置かれている。
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          流石七釜温泉各所に大きな釜が配置されている
『館案内』
・湧出地 :兵庫県美方郡新温泉町七釜字前田797番地9
・住所  :兵庫県美方郡新温泉町七釜524
・電話  :0796-83-1526
・交通機関 :北近畿豊岡自動車道和田山ICから約65km
      :中国自動車道福崎ICから播但連絡道、国道9号線等で約110km
      :山陰本線浜坂駅からタクシーで10分
      :浜坂駅から湯村温泉行バスで15分、「栃谷・七釜温泉口」下車徒歩5分。
・施 設  :日帰り
・研修室  :32畳・・・休憩室として休憩室として無料使用
・泉温   :50.4度(気温9.5度)、熱湯消毒(非塩素消毒)と熱交換(非加水)による温度調整を経て       浴槽に注がれる
・泉質   :ナトリウム・カルシウム-硫酸塩高温泉(Na・Ca-SO4泉) 低張性、中性、高温泉、
       湯量420リットル/
・入浴時間 : 9時00分~22時00分(受付最終21:15)
・定休日  :毎月第一、第三水曜日
・入浴料金 :大人(中学生以上)500円、小人(2歳以上)300円、小人100円
・多目的風呂:2,100円(大人3人迄45分)・・・要運転免許証など提示。夫婦(10歳以下の子供       帯同可)、介護入浴などはOK。
・効能・その他:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消        化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、切り傷、
        やけど、慢性皮膚病


 『七釜温泉旅館・民宿・見所等配置図』

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 詳しくお調べの方は浜坂観光協会 Tel 0796-(82)-4580 にお問い合わせ下さい。
                    
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 カニソムリエ大勢居ますよ!今が旬の松葉カニ食べに来てくんなれや!!
カニ料理の写真は『浜坂温泉郷』編に多く掲載しています・・・ご覧下さい。


 『バイカモ(梅花藻)』
 キンポウゲ科キンポウゲ属の水草で、イチョウバイカモの変種のひとつ。ウメバチモという別名もある。清流中に生育しており、特に初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける。
冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる。七釜温泉郷には低地に珍しく岸田川の支流に梅花藻の群生地がある。
 
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 田君川のバイカモ(梅花藻)  ※現地案内板より
田君川には5月から8月にかけてバイカモ(梅花藻)が水面いっぱいに咲き誇ります。
田君川ではおよそ30~40年前には既にバイカモが川底に群生しており、子供たちに「金魚草」の名で親しまれていました。
 バイカモはキンポウゲ科の水生植物で、川底に群生し川の流れに沿うように育つ多年草です。水面に花が咲き、梅の花に似た5弁の白い花をつけます。花の直径は、1.5cm~2cmと小さく、絨毯のように一面に花をつけます。
バイカモは清流を好み、一年を通して15℃前後の冷水で浅い川にしか生息しません。湧き水と豊富な雪どけ水が流れ込む田君川は生育の最適地といえるでしょう。
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 外の見所:「ひょうたん民芸館」
 
 
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『七釜温泉 完』


 
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