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四国撮り歩記  霊場八十八ヶ所巡礼の旅:阿波徳島編  第四番霊場

  第四番札所:大日寺に向う。距離大凡6,5Km。
 
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          第四番札所 黒巌山 大日寺 遍照院
 別名を黒谷寺とも言われている。4番札所、13番札所、28番札所はともに大日寺と同じ名称である。
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                 山         門 :(鐘楼門)
 当寺の山門には鐘楼が付いている、鐘楼門(しょうろうもん)とは鐘楼がついた門のこと。二層構造となっていて、下層が角柱の門、上層に丸柱の梵鐘(ぼんしょう=釣鐘)をつるした堂となっている。
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                 山   門  二階の鐘  

 一礼し門を入る、手洗い場で手洗い・漱ぎ正面の本堂に向かう。
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                 手    洗    場
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                 本           堂
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                 大     子     堂
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                 太子堂に祀られる弘法大師
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 本堂と大師堂を結ぶ回廊には、西国三十三観音霊場の木造観世音像三十三を安置している。江戸時代の中頃、大阪の信者により奉納されたという。
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                回廊に祀られる33体の木彫りの観音像
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                本堂の左手前に薬師堂
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                納     経     所
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          御  朱  印  状
 
★ 本尊:大日如来 (伝 弘法大師作)     ★ 開基:弘法大師
★ 本尊の真言:おん あぶらうんけん ばさらだどばん
 

 四ヶ寺目で初めて開基:弘法大師空海の登場である。

【註】★空海(宝亀5年(774年) - 承和2年3月21日 (835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の★諡号(いごう)で知られる真言宗の開祖である。俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)讃岐善通寺の人。日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。延暦23年(804年)入唐して★恵果から密教の秘法を授けられた。大同元年(806年)帰国。弘仁7年(816年)に高野山に金剛峰寺を建立。文化活動、社会事業にも活躍。能筆家として知られ嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆の一人。

★ 死後にその人の行いや人格などをたたえておく名。延喜21年(921年)東寺長者観賢の奏上により、醍醐天皇から「弘法大師」の諡号が贈られた。
★ 中国唐代の真言宗不法第七祖。不空三蔵に師事、空海の師として有名。

★『略縁起』;
 弘法大師の開基した寺で本尊は大日如来、如来像は大師の彫刻で本尊命に因み大日寺と名付けられた。
以来二度に渉り廃寺となるが、応永年間(1394~1428年)に★松法師が再建。再度廃寺となるが天和貞享年間に再建。大日如来は当時の阿波藩主蜂須賀家の守り本尊であったので庇護を受け元禄年間に現在の塔堂が大修理された。
★松法師:調査するも不明。  


★ 四国遍礼霊場記 ;1689年(元禄2年)に発刊された四国巡礼案内記・著作(僧 寂本 (じゃくほん ))(翻訳・村上 護):(参考資料として転載)

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 板野郡黒谷村にある。空海が一刻三礼して作った大日如来像を安置している。飾り付けた棟が並び、美しい門が広く開いていた。しかし星霜を経て堂は傾き、装飾の光は失せた。
 応永年中に、松法師という人に夢のお告げがあり、寺を修復したという。三百年が経ち、人が移り変わり世も末となって、荒廃してしまった。今の住持は寝ても覚めても寺の再興を考え、人に相談していた。中国の龍興寺で行った●華厳社について聞き及んだ。僧侶が十万人を集め、華厳経十万部を転じ斎を設けて、浄財を得たというものだ。白氏文集に書かれている。これを真似て万人講なるものを企て、近頃堂宇を荘厳に作り替えた。
 村に安芸木工兵衛がいた。銅鐘を鋳造し鐘楼に架けて時刻を知らせるようにした。
 寺を大日寺とも呼ぶ。院号の遍照は、遍照大日のことであり、本尊が大日如来だからこその名称だ。そのゆえに、大日寺とも呼ぶのか。
   


  
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