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四国撮り歩記  霊場八十八ヶ所巡礼の旅:徳島編 14番霊場

 第十四番札所:盛寿山 常楽寺に向かう。距離大凡3,3Km

                第十四番札所 盛寿山 常楽寺 延命院
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                       石    柱    門
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                        本堂前の大木は“あららぎの霊木”
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          風雨に削られて岩盤が露出した流水岩の境内は見もの

 札所に付き物の山門が見当たらない。門柱を入って札所の庭園には異形の姿に些か驚く。渓谷にある水流で侵食された岩盤が其の儘境内に移された様な景色である。渓谷が隆起したのか長年の風雨の浸食で此の様になったのか定かでない。

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                       大    師    堂

                          
★ 本尊:弥勒菩薩 (伝 弘法大師作)    ★ 開基:弘法大師
★ 本尊の真言:おん、 まい、 たれいや、そわか

『略縁起』
 弘仁6年(815年)弘法大師がこの地で修行されているとき、弥勒菩薩を感得され、ただちに尊像を刻み、堂宇を建立して安置し本尊とした。弥勒菩薩を本尊としているのは四国霊場中当寺だけである。
大師が弥勒菩薩を信仰されていたことは、高野山麓にある★九度山慈尊院に本尊として安置されていることからもうかがい知れる。後に、大師の弟子真然僧正は、常楽寺に金堂を建立し、祈親法師は講堂・三重塔・仁王門など増築したが、天正の兵火で焼失し、万治二年(1659年)★阿波藩主 蜂須賀光隆公によって再興されに再建し、文化十五年(1818年)に現在地へ移建された。

★九度山慈尊院:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院にある高野山真言宗の寺院。山号は万年山。仏塔古寺十八尊第6番。本尊の木造弥勒仏坐像は国宝(美術工芸品)、他に本堂弥勒堂、絹本著色弥勒菩薩像などの重要文化財を所蔵し、境内は国の史跡「高野山町石」の一部である。2004年7月に、本堂弥勒堂がユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された。
阿波藩主 蜂須賀光隆公:三代目藩主。
 蜂須賀家;天正13年(1585年)豊臣秀吉股肱の臣である蜂須賀正勝は四国征伐の後、播磨国龍野を領していたが、阿波国を与えられたが高齢を理由に嗣子家政に家督を譲った。(豊臣の家臣)
家政の子、至鎮は関が原の戦い(1600年)で東軍に加担し徳川幕府に阿波藩を安堵され27万7千石に加増され、初代藩主となり明治の廃藩置県まで続いた。
1.至鎮(よししげ)〔従四位下、阿波守〕加増により25万7千石
2.忠英(ただてる)〔従四位下、阿波守・侍従〕
3.光隆(みつたか)〔従四位下、阿波守・侍従〕
4.綱通(つなみち)〔従四位下、阿波守・侍従〕
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