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四国撮り歩記  霊場八十八ヶ所巡礼の旅:愛媛編  47番霊場

 
 第四十七番札所:八坂寺に向かう大凡1km。

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            第四十七番札所:熊野山 八坂寺
 
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                 山            門
 山門は極楽橋と呼ばれる屋根付きの橋のようになった単層小型の門で、天井には天女の絵が描かれている。文武天皇の勅願寺なので「菊の御紋章」が刻まれている。
 五分咲き程度の桜が咲いていた。
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 朱塗りの欄干、天井には色彩豊かな天井画は、極楽浄土を思わせる雰囲気である。
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          「天 女」 の 天井絵  

山門をくぐると右に手水場と庫裏・納経所。
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                 境   内   風   景
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                 納 経 所 ・ 庫  裏 ⇒ 
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                 手    水    場 (納経所前)
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                 納  経  所・庫  裏
 左に宝篋印塔が、その先に鐘楼がある。
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 桜の咲く庫裏前に宝篋印塔(ほうきょういんとう・松山市指定有形文化財)がある。朝鮮半島の影響を受けたもので、死者の菩提を弔らう石塔である。
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                 鐘            楼

 正面奥に本堂が建ち左に大師堂がある。本堂と大師堂の間に閻魔堂がある。
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                 本            堂
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                 本   堂   内   陣
 ご本尊:阿弥陀如来。本堂の地下室には、全国の信者から奉納された阿弥陀尊が約8,000祀られている。
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                 奉納された「阿弥陀仏像」
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                 太      子      堂
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                 太   子   堂   内陣
 太子堂の五鈷杵(ごこしょ)は御手綱(みてずな)でお大師さまと結ばれている。五鈷杵に触れるとお大師さまと深い縁で結ばれるそうな。
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                 中央の 大  師  座 像 

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                 閻      魔      堂
 本堂と太子堂の間にある。
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 「極楽への途」「地獄への途」があり、美しい極楽浄土と凄惨な地獄の絵が描かれている。
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 美しい浄土を描いた「極楽の途」と修羅道などを描いた「地獄の途」があり、地獄から入って極楽から出ると極楽浄土へ行けると言われている…そうだ。

 大方の参拝を終え再び納経所に戻り御朱印を戴く。
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          御    朱    印



 無事参詣を終えて第48番札所 西林寺に向かう・・・・・・・合掌    4月4日午前15時10分

  

【略縁起】
 役行者小角が開基した寺で、ご本尊は恵心僧都の作といわれている。
大宝元年(701年)、文武天皇の勅願により伊予守玉興公が創建したと伝えられている。
伽藍を建立するに当たり、八ヶ所の坂道を切り開き道路を作って創建したので、八坂寺の寺号がつけられた。
その後、紀州の熊野権現及び十二社権現を奉祀、修験道の根本道場として現在の熊野山八坂寺となった。
弘仁6年(815年)、弘法大師が留錫して堂宇を整備して再興、札所と定められた。
それらの堂塔も、天正の兵火にかかり焼失したが、その都度再建されている。
 ★  本尊:阿弥陀如来(伝 恵心僧部作)   ☆  開基:役行者小角
 ★  本尊の真言:おん、あみりた、ていせい、からうん







 ★ 四国遍礼霊場記 ;1689年(元禄2年)に発刊された四国巡礼案内記・著作(僧 寂本 (じゃくほん ))(翻訳・村上 護)
   (参考資料として)
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 浮穴郡八坂村にある。本堂にある阿弥陀如来像は恵心の作だという。これから考えると、寺が荒廃した時代は、恵心以前に遡る。廃れて本尊が破損もしくは失われていなければ、恵心が本尊を新調したりしないだろうから。空海の事跡は伝わっていない。恵心僧都は空海の死後二百年ほど経った時代の人だ。昔の本尊は、失われてしまったのだろう。現在でも、行うべき催事を、復旧できていないようだ。古い堂に清らかな風が凄まじく吹き付け、石段は苔に覆われている。
 
 
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