fc2ブログ

四国撮り歩記  霊場八十八ヶ所巡礼の旅:愛媛編  61番霊場

   
 
  第六十一番札所 香園寺に向かう 大凡9km。
 
 山門は無くいきなり境内に入る。殆んどの建物がコンクリート造りである。今まで六十ヶ寺廻った霊場の感覚から離れ過ぎて寺らしさに乏しい感じ。境内は博物館前の公園の様である。
 六十番 横峰寺には日陰の彼方此方に残雪があったが当寺では桜が・・・まさに満開!!
 
 imagek20_20150314002130e59.jpg
 

           第六十一番札所 栴檀山 香園寺 教王院
 

 山門を入って参道を進むと左側に手水場が、右に鐘楼があり正面に本堂と大師堂を兼ねたコンクリートの二階建て大聖堂(二階に本堂・太子堂)が建っている。一面の桜が満開。
 
 imagek1_201503140021446fa.jpg
 imagek3_20150314002212965.jpg
 imagek2_20150314002201b1f.jpg
 imagek5_20150314002234594.jpg
                  聖    堂  と 満開の桜

 imagek7_201503140110531d0.jpg
                  境             内

 imagek15_20150316231645132.jpg
               手   水   場  (境内の入り口近く)                 
                                                                  
 聖堂の左側の階段を登ると本堂への入り口がある。
 
 imagek21_2015031413371796b.jpg
                  聖堂入り口『慈 悲』の扁額

 本堂内は舞台と観客席の様な形式に為っており一段髙くなった舞台中央に大きな金色に輝く金剛界大日如来(前仏)が鎮座しており、舞台を取り巻くように600席以上の椅子が固定。大師像は舞台右の厨子の中に奉られている。


 imagek25_20150315214753dae.jpg
                 本堂入り口『遍 照』の扁額                   
                                                                                                                                                                                                                    
 imagek8_20150314232028799.jpg
 imagek9_20150314232041f68.jpg
 conv201503120015のコピー
               本  堂  内  陣 (本尊:大日如来)


 imagek24
 imagek23_2015031423482746a.jpg
               本尊:大日如来・脇仏不動明王・子安大師

 imagek13_20150314233450df8.jpg
                  弘   法   大   師   像

 imagek12_201503142335014db.jpg
                  聖   観   世   音   像
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
 境内には大聖堂を正面に、右側に聖徳太子堂・子安大師堂・鐘楼堂・観音像・山頭火句碑、左に手水場・庫裏・宿坊・納経所がある。 
 


 image26.jpg
                  聖   徳   太   子   堂

 imagek16_201503162107364c5.jpg
                  子   安   太   子   堂


 conv201503120019のコピー
           子  安  太  子  像


 imagek4_20150316210709774.jpg
                  鐘       楼       堂


 imagek10_20150316210646087.jpg
         愛媛航空機乗員養成所顕彰慰霊塔

 conv201503120023のコピー
         観音様が戦闘機服を着た人形を抱いている

 imagek6_20150314002244d06.jpg 
                 山   頭   火   句  碑
             南無観世音 おん手したたる 水の一すぢ

             秋の夜の 護摩のほのほの 燃えさかるなり

 
imagek17_2015031623171972a.jpg
                  納      経      所

 imagek18_20150316233402174.jpg
           御   朱   印                                                                                                                                                                                                            







                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                無事参詣を終えて第62番札所 宝寿寺に向かう・・・・・・・合掌    4月5日午前2時30分
 





 『略縁起』
 用明天皇(在位585〜87年)の病気平癒を祈願して、皇子である聖徳太子が建立したと伝えられる。このときに、太子の前に金の衣を着た白髪の老翁が飛来して、本尊の大日如来像を安置したとも伝えられ、また、天皇からは「教王院」の勅号を賜った。のち、天平年間(729〜49)には行基菩薩(668〜749年)が訪ねている。
弘法大師が訪れたのは大同年間(806〜10年)であった。ある日、門前で身重の婦人が苦しんでいた。大師は、栴檀の香を焚いて加持、祈祷をした。すると婦人は元気な男子を無事に出産した。これが機縁となり、大師は唐から持ち帰った小さな金の大日如来像を本尊の胸に納め、再び栴檀の香を焚いて安産、子育て、身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」の護摩修法をされて寺に遺し、霊場に定められた。「栴檀山」はこれに由来する。
 





★ 本尊:大日如来      開基:聖徳太子
★ 本尊の真言:おん、あぶらうんけん、ばさらとばん










                                           






 ◎ 四国遍礼霊場記 ;1689年(元禄2年)に発刊された四国巡礼案内記・著作(僧 寂本 (じゃくほん )・(翻訳・村上 護)     (参考資料として)

 imagek19_20150317000340cff.jpg

 周布郡にある。空海が通りかかったとき、園の中から栴檀の芳香が漂っていた。中に入り尋常の土地ではないと感じて、寺を建てた。このため、栴檀を山号とし、香苑を寺号とする。また、大日如来像を安置しているので、教王院と称している。上記のほかに残っている話はない。
 遙か南には山々が重なり、雲が立ち霞がかかる。北では海が、空と繋がっている。寺の前後には、田畑が広がる。


 




スポンサーサイト



プロフィール

ひげ爺 良兵衛

Author:ひげ爺 良兵衛
ひげ爺のブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
ブロとも一覧

ライフスタイル向上のすすめ

地球の上で 〜人と生きるということ〜

本も映画も文具も、いいものはいい!

ゲーム日記

大きな声が出せなかったボイストレーナーが終活ライフ相談員を目指す!!

ghost mail

ゼロから始める楽しい登山―初心者でも登山を10倍楽しむ方法を公開!!―

グローバルアジアん(hirogachan)普通の私が豊かになる方法

写真とか小説(オリジナル)とかそのほか色々

オヤジの食卓

kbrkのつぶやき

One to Go

わくわく株式投資

しまじろうアニメの検証と考察

伊織のブログ

八十八(無職男・42日間歩き遍路旅からの人生)

宮廷アリス

Welcome to my thought♪~私の思想へようこそ♪~

QWERT 5w1h

おきらく道場

オンラインスロットプロ

”さぶ”の独り言

★ Supaku Blog ★

素敵な人生(にゃんこ先生がお届け)

torara(°∀°)blog

勝ち組の日経225

【夕子、西成区花園町在住。】
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR